『アルケミストの夜』ありがとうございました

🌸御礼申し上げます🌸


1月から3月まで、月1回踊ってきました
『アルケミストの夜』。

たくさんの方にお越しいただき、
誠にありがとうございました。

一度ならず二度三度と、
通しで見にきてくださった方も
たくさんいらして、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


それぞれにミュージシャンの方に
参加していただき、
違ったシュチュエーションでの「ダンス」。

お楽しみいただけたなら
こんなに嬉しいことはありません。
 

生きることは芸術。
芸術は、魂の錬金術であること。
そして、
ヒーラーとは、魂の錬金術師であること。
だからこそ、
芸術は魂を救済し変容し得る。
だからこそ、
生きることそのものが、魂の錬金術であると。
それがこの連作の大きなコンセプトでした。



まず、第1夜は
私たちのDNAにきざまれる、
太古の夢見。


かつて人が本当の意味で大地と繋がり
そのビジョンを「夢見(ドリーミング)」として
生きとし生けるものと共有していた時代。
その感覚で踊ることが必要でした。

そこで、
フレームドラムという最古の楽器、
それを場の空気とともに鳴らす
久田 祐三さんのお力をお借りしました。
  

第2夜は、儀式。
私の祖先がそうだったように
神事としての芸能、踊りに
コンテンポラリーとして帰依してみました。

そのためには
その磁場を共に作ってくれ、
もし、私がもし帰って来れなくても
帰してくれる人が必要でした。

私のエナジーワークの師でもある、
今野美夕紀さんと
ヒーリングアーティスト飯島 彩音さんの
お二人のお力をお借りしました。

 

第3夜は、「今」。

今回の中で
1番ダンスらしかったかも知れません。

今まで、ピアノと共演するのは無理と
思っていました。

平均律に調律された音色では、
心動かされることはなかった。

でも、Hico Natsuakiさんのピアノを
友人の前田 ゆきのさんの公演で聴いた時、
あ!
踊りがやってくる!
と身体を駆け巡る感覚がありました。

言ってみれば、
Maya Ehashiさんが企画した、
ゆきのさんと夏秋さんの、この公演で
今回の全公演のインスピレーションが降り、
この企画が始まったのです。

最終夜は、ひこさんの「今」と
久田さんのフレームドラムの「記憶」を
踊る、と。


ひこ(夏秋)さんの音は
どこか東欧的であり、
私がシベリア鉄道で旅した折に見た、
そしてドイツで暮らした中で出会った、
東欧の人々の佇まいを感じるものでした。

おりしも時勢はキナ臭い状況で、
今この時、祈るのは、
ヨーロッパの田舎道にある、
まるで道祖神のようなキリスト像
(おそらく土着の古い神との統合の末の)、
乾いた巡礼地への道のり、
今、その道を歩く足、裸足の足、
私の足元の土なのだと思うのです。


それは、
橋本 永美子さんに撮っていただいた
フライヤーのヌードフォトへの気持ちも同じです。


私の中の祈り。
私たちの祈り。
ここに生きる、祈り。

 
『アルケミストの夜』
一緒にこの3ヶ月を走っていただき、
ありがとうございました。

心からの、感謝をこめて。

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