『いっぱいあったな…って気付いたこと』
クリスマスの昼間に、
高尾の金比羅神社の奉納舞でご一緒した、
歌手の ねおみい さんと
吉祥寺でランチして、
井の頭公園をお散歩。
あれこれ視点を変えながら
風景を眺めて歩いた。
天気予報はイマイチだったけど
その時間はポカポカの
お散歩日和だった。
私はもっと愛したかったな
って思った。
医療ケアが多かったから
本当に気が抜けなくて…
だって、想像してみて。
何にも分からない赤ちゃんに
人工肛門の外れやすい袋が付いていて、
鼻には、
抜けたらまた必死で鼻から胃まで
入れなきゃいけない細い管が
ぶら下がっていて、
そのうち、
喉には、
抜けたら死んじゃう管が、
お腹には、
胃に直結した管が入るようになって、
そのどれもが、
本人にはすごく邪魔
って状態。
そして、本人は
嫌なものには絶対イヤ
諦めない
いろんなこと出来ないのに器用
っていう。
抱っこしても、管を気にしながら…
あ、しかも、しばらくは
抱っこすると暴れてたんだった。
ハトヤのCMかwwwってくらい。
保育器生活が長かったからかな…。
いつも気を張ってた。
いつも耳は呼吸の音を追ってた。
だから、
ゆったりと抱っこしたかった。
もっともっと愛したかった。
愛することだけしたかった。
おばあちゃんたちが
(もちろんケアも協力してくれたけど)
割と気楽に可愛がってるのが
羨ましかったなぁ。
それ、私の役目〜😭
って思うこともあった。
私ってケアの最前線で
愛情を味わってるヒマなんて
なかった気がしてた。
でもね、
天気の良い公園の木が、
葉のない枝に光を受けて
立っているのを見ていたら
いっぱいあった
と思った。
世界は、
この空は、
私の愛する気持ちで満ちていた
こんなに空いっぱいになるほど、
愛していたんだ
と、気がついたら
ドカドカ泣いてしまったwww
ねおみいさん、ありがとう。
年末、片付けてる。
医療物品をもらっていただいたり、
古いものは捨てて、
写真もあまりにも多すぎるので
楽しいことだけ思い出せるものを残した。
1番写真の多いのがともちゃんで
末っ子の通称「中1男子」が
俺のは?俺のは?と
ちょっと可愛そうw
(でも充分あり過ぎるぞw)
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