ソファーを置いてみること。
ソファーを置いてみた。
というのは、
お兄ちゃんは結構自由に
床の上を移動して暮らしていたから
うちは床スペースを広くとってたけど
急にガランとしてしまったのよね。
それで
憧れていたソファーというものが
家に来たわけだ…。
ま、近くのホムセン行ったら
欲しかったヤツが
さ、さ、最安値で見つかってしまったから
なんだけれども。
台所から居間を見ると
このソファーの上で子供らが
あとダーリンも
それぞれギター弾いたり
ベース弾いたりしてる様子で。
「あらまぁ、ステキ家族」なんて
揶揄半分で眺めてる自分がいる。
思えば、お兄ちゃん連れて
チビのために公園行ったりするのが大変で
(すぐに食事の時間が来ちゃうし、
まあ、やっぱり砂埃の公園で気管内吸引するのも気を使うし、公園でチビから目を離すのも怖いし、かといってお兄ちゃんはもっと放っておけないし、おまけに私には手が2本しかない)
広めの庭があれば
とりあえずチビたちを放牧しても
ヤバイことにはならないってことで
偶然この家が売りに出てるのを見つけて
ここにいる。
庭でプール膨らませて、
長い夏休みは水遊びも安心して出来た。
がんばって3人連れて
外に出かけることもあったけど、
毎日はがんばれないもんね。
こうやって場所を整えて来たのも
みんなお兄ちゃんのためだったな。
彼がいない今も
ここは暖かな場所であるけれど、
楽しそうであればあるほど
そこに「彼の不在」が際立つ時がある。
つまりなんか、ガランとしている。
その空間をどう使って行こうか、
まだ全然分かっていない。
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