🍎りんごの食べ方、いろいろ🍎
りんごって本当に美味しい。
りんごが大好き。
それはもうずいぶんと前、
ドイツに暮らした時から。
ドイツの友達はよくりんごを
早い昼食として食べていた。
(昼はサンドイッチ)
彼女以外でも、ちょっとしたおやつに
りんごを持ち歩く人は多いみたいで、
リュックや紙袋に
ラフにりんごが突っ込んであった。
映画「レイダース 失われたアーク」
(インディー・ジョーンズ第1作)で、
大学の講義が終わった後、
ジョーンズ博士(ハリソン・フォード)の
教壇に、
りんごを一つ置いていく生徒がいる。
あんな感じで、持ち歩いているのだ。
🍎すりりんご葛湯🍎
すりりんごはそのまま食べても美味しいのだが、
ハウスメイトのイングリットは
ヨーグルトに入れて食べていた。
ミューズリーに擦ったりんごと
ヨーグルトを混ぜて30分くらいおくと、
適度にしっとりした歯応えが美味しい。
さらに、おすすめの
すりりんごの食べ方がある。
「りんご葛湯」だ。
まず、
本葛粉をティースプーン山盛り一杯コップに入れ、
スプーン二杯程度の少量の水を加えて
粒を溶かしてドロっとさせる。
そこに熱々の熱湯を
コップ半分くらい注いで
急いでかき混ぜる。
すると、葛湯ができる。
なるべくトロトロというより
プリプリな食感が残るように
濃いめに作る。
そこへ、擦ったりんごを入れ
ざっくりかき回して出来上がり。
葛湯のアツアツとすりりんごの冷たさが
なんとも美味しくて、
子供が熱を出した時の定番だ。
これは食養として熱冷ましにもなるし、
食欲のない子供には特別に美味しいらしい。
🍎アップルムース🍎
(エプフェル ムス)
細かく切ったりんご5つくらいを
鍋でゆっくり煮崩れるまで煮たもの。
鍋に水は入れず、
ほんの少量の白ワインを入れる他は
ほとんどりんごの水分だけで煮る。
シナモンスティックを一本入れておく。
煮崩れてきたらシナモンを取り出す。
煮ながら木べらで砕くか、
ブレンダーでなめらかにする。
(はねると熱いので注意)
熱々のうちにジャムの空き瓶に詰め、
蓋を閉めた後、逆さにして蓋を熱で消毒。
冷めてきたら普通に戻して、
蓋(金属)が陰圧で凹んでいたら
何日か日持ちがするのでストックしておく。
砂糖が入っていないので
早めに消費する。
ドイツではよくケーキには
甘くないホイップクリームを添えて出す。
そこに一緒に添えたりする。
アップルムースだけでも美味しい。
りんごの残った5個分の芯は、
ハチミツの空き瓶に6分目まで入れ
水をヒタヒタくらいに入れ、
ハチミツを適当に入れる。
1日一回振って蓋を開けると
一週間後には、酵母が発酵して
パンを焼くのに充分になる。
🍎その他
・シナモンを振った薄切りのりんごとバナナを
春巻きの皮で包んで、
オーブントースターで
いい色になるまで焼く。
春巻きの皮の内側に
ココナッツオイルを塗っておいても美味。
・りんごのクランブル。
粉100なら
バター(または太白胡麻油や菜種油)50、
砂糖50
と半々で覚えておくと、いつでも作れる。
油と砂糖は減らしがち。
粉の何%かを蕎麦粉にしても美味しい。
・りんごのバター炒め。
フライパンでりんごを炒める。
上からテキトーな生地を乗せて
そのままタルト・タタンにすることも。
あとはスムージーにしたり、いろいろ。
・その他、濡れた新聞紙でくるんだりんごを
アルミホイルでくるんで、
バーベキューの墨の端の方に転がして
いつのまにか焼けてる、焼きりんご、などなど。
日本のりんごは甘いので、
特売のりんごがオススメです。
加熱調理には酸味のあるりんごが
美味しいんですよね〜。
おすすめのりんごの食べ方も
誰か教えてほしいなー。
追記。
りんごの思い出
シュタイナーのバイオダイナミクス農法の
授業を教えてくれる先生の
りんご農園を手伝いに行ったら、
ハイジに出てきそうな
私の腰くらいまである大きなミルク缶に
いっぱいにりんごジュースをくれました。
冬の間も寮にいたので、
少しずつそれを飲んでいたんだけど、
終わりの頃は
シュワシュワピリピリして
発酵していました。
パラダイス酵母みたいなこと。
あれは美味しかった〜。
ソ連で飲んだ、
麦芽の発酵ジュースの自動販売機。
あれも美味しかった。
あれは、言わば、
「ミキ(神酒)」みたいなものだったのかも。
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